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Profile

​西川 由里子

​Yuriko Nishikawa
  • さえずり
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1996年生まれ  東京都在住

栃木県出身 千葉県 鹿児島県 神奈川県育ち

​経歴

2014年 女子美術大学附属高等学校 卒業

2018年 日本大学芸術学部美術学科   卒業

Education

2014 Joshibi University of Art and Design affiliated high school (Painting)

2018 Nihon University College of Art - Department of Fine Arts (Painting), BA

​GALLERY KTO所属作家 https://www.gallery-kto.com

Statement

 生活やその奥にある世界や大地と向き合う1つの手掛かりとして、日常の中にあるものをモチーフに置き、絵画を描いています。他にも匿名的な人物像作品や、時折旅先では風景画も制作します。

 私たちは或るモノを見るとき、どのような情報を受け取り、どのように認識し「手触り」を感じているのでしょうか。

 モノを捉える数あるうちの1つの手段として、光の反射を眼に通し認識をしています。複合的な光のスペクトルを眼で受け取ることにより、モノの輪郭線を辿っていけるのです。また太陽光や照明灯などにより、光の反射には必ず色彩が伴います。それはモノ自体が所有している固有色だけではなく、光が放つ色をもモノは受け止めているといえます。例えば、とある有名なアニメに「山がみんな燃えてるわ」というセリフがあります。夕陽により赤く染まった山を見て主人公が発言をしていますが、これは山の固有色ではなく、光の反射を捉えているといえるでしょう。そして、全ての物質は今この時も1秒また1秒とさまざまな光の反射を受け、違う姿へと変わっていく過程の中にあります。その過程の中で、光による色彩とともに空間や時間が立ち現れます。それは反復不可能な景色として脳内に刻まれていくのです。

 生活やその奥の大地では、常に時がながれ、絶えず物質は変わり続けていま す。例えば、1時間経つと目の前にあるコップの氷は溶け、1日経つと天気が変わります。さらに1週間経つと花は枯れ、1ヶ月も経てば体の皮膚の細胞はすべて入れ替わっています。”ありのまま”を見ようとする時、モチーフからキャンバスへと眼を動かす刹那、その度に違うものへと変わっている最中なのです。私は移り変わりの過程の1点1点を刻んでいくことこそが、認識をする行為への道標だと考えています。

 変わり続けるたくさんの断片的なイメージを、絵画という小さな画面の中に 絵の具という物質で繋ぎ止めていく。たくさんの時が筆を通して刻まれてゆく。一時的な時の累積が永続的な時の流れとなる。この連続の中にこそ、モノをみた時の「手触り」があるのです。

Biography 

 

Born in 1996 in Japan.

Due to his parents' work, she lived from one place to another in Japan from childhood. Growing up in various environments. It was exposed to a wide range of worlds and landscapes, from the wilderness with its volcanoes to the big city that is the center of Japan.

Graduated from Joshibi University of Art and Design affiliated high school (Painting) in 2014. She studied the basics of oil painting and the history of art, and was drawn to the fascination of painting.

In 2018, she graduated from Nihon University College of Art - Department of Fine Arts (BA). She explored her own expression through two-dimensional art and learned deeper techniques. 

Currently, still life paintings of bottles and apples as motifs to express his unique interpretation of air and the presence of objects. Her paintings are characterized by colorful and material paints. Primarily uses oils, dyes, and transfers.

The abstracted light from her point of view is connected to the real space in which we live now.

Activity
2021年〜     
株式会社チャーム・ケア・コーポレーション 第18回アートギャラリーホーム
2020年        JCATメンバーシップ
2020年      銀河ホール学生演劇合宿事業 参加者
2019年~     OPEN ART 作品2点を定期的に展示
2014年~2015年 お茶の水アートピクニック
2014年~2016年 銀河ホール学生演劇合宿事業 企画委員兼参加者
2013年~2018年 取手アートプロジェクト TAPサポーター 
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